主婦の悩みは毎日の食事の献立です。

冷蔵庫にある食材で今夜は何を作るか、旦那さんも一緒に考えます。 社長ブログ神戸/薬師庵/京風しっぽくうどん

主婦の悩みはたくさんあります。

中でも毎日続く悩みは、今夜はどんなお料理を作るかという悩みです。

最近ではインターネットを利用すれば、たくさんの料理のヒントが見られます。

それでも作れる料理と食べたい料理が一致するのは難しく、

奥さんとしてはできるだけ簡単に、食べる人たちはできるだけ手の込んだ料理を期待しています。

ここで中間の答えとなるのが、有名料理店の出来合いの食材です。

普段あまり料理を作る気がないときに備えて、冷蔵庫に出来合いの素材を準備していれば、備えあれば憂いなしとなります。

今夜は、薬師庵(やくしあん)のしっぽくうどんになりました。

すべてパックに入った食材に頼るだけでなく、少しでも食材を追加すれば、もうそれで独自性のあるメニューに代わることができます。

しっぽくうどんは、本来は大皿に乗った麺類のことですが、

我が家では、しっぽくうどんの食材を使って、寄せ鍋のような料理に進化させました。

パックに入っていなかった、豆腐を追加です。

味はみりんを加えてやや直しました。

これで出来合いのしっぽくうどんが、ちゃんと手作り料理に変化したのです。

味をさらに引き立てたのは、すだちです。

すだちを搾って、しっぽくうどんの上にかけると、とってもいい香りと上品な味に変わりました。

奥さんと食べながら評価をすると、これくらいのしっぽくうどんなら、その辺のお店のうどんには負けないし、

こんなに美味しいければお店が開けるねと、自画自賛しながら食べています。

それは商売気のない、採算無視の材料費だからです。

だんだん秋が深まり、気温が下がってくると、これからは鍋料理が続きそうです。