京都賞の先端技術部門(2016年)の受賞者は、金出武雄さんです。

金出武雄さんは、自動運転の技術を、30年前から研究していたそうです。社長ブログ神戸/アルミ温室/

アルミ温室で植物の世話をしながら休憩する時には、お茶を飲みながら、新聞を読みます。

音楽も、聞きながら作業をしています。

目に止まった記事は、京都賞の発表です。

2016年の京都賞の受賞者の発表がありました。

京都賞は、京セラの創設者である、稲盛和夫さんが設立した、業績が世界の文明、科学、精神的深化のために、大いなる貢献をした人に与らえる賞です。

今年京都賞の先端技術部門で受賞されたのは、金出武雄さんです。

金出武雄さんの研究分野は、AI(人工頭脳)、画像認識技術と自動運転につながる技術です。

金出武雄さんは、30年も前から自動運転の研究を始めていたそうです。

1995年に開発した、自動運転の精度は、98.2%でした。

自動運転の安全性から見れば、1.8%も誤差があると、自動運転の実用化はできません。

最近は、カメラやセンサーの能力も上がり、自動運転の実用レベルになってきました。

もし道路を自動運転だけで走れば、交通事故は大幅に減るだろうと予測しています。

これからの自動運転の実用化のカギは、法律も含めた、社会的なアクセプタンス(受容)であろうと金出武雄さんは考えています。

私が関心を持っているのは、先端技術部門の中でも、特に自動運転の技術につながる、先端技術部門です。

自動運転技術は、先進国の中で、政府と企業が協力し合って、技術開発の主導権を他国と争っている、これからの重要な先端技術部門のテーマです。

このアルミ温室ですら、昔から見ると、現在の先端技術が使われています。

例えば、アルミ温室で重要な温度管理です。

一定の温度を超えると、屋根が4つの段階で開きます。

温度が下がってくると、4つの段階で屋根は閉まって、保温になってきます。

散水は自動散水をしていますが、湿度についても、一定の湿度が上がると、外からの空気の入れ替えがセンサーによって行われています。

京都賞の受賞者の記事を読んでいると、現在実用化されている先端技術の研究の始まりは、すでに30年も前から始まっていることを知りました。

先端技術の研究に比べると、経営部門のサービスに関する研究は地味ですが、15年前に神戸商科大学(現兵庫県立大学)の大学院で研究した、顧客満足の研究は、今では銀行・ホテル・公共サービス・一般企業などに浸透しています。

あの頃は、最新の研究をしていたつもりが、今ではすっかり現場に浸透し、研究としては陳腐化してしまっています。