メルスプランの加盟店同士は、補完関係にあります。

補完関係とは、直接の取引はなくても、お互いがメルス会員の相互利用を受け入れます。他店との勉強会2015(5) 社長ブログ神戸/交友録/取引先 メニコン/出張 名古屋

コンタクトレンズビジネスをしていると、価格競争に陥り、周りは皆競争相手になってしまいます。

しかし、定額会員制のメルスプランでは、全国一律の会費なので価格競争に陥る事はありません。

メーカーにとっても、販売店がこの先どのくらい自社の製品を販売してくれているのか、なかなか予想がたちません。

予想が曖昧だと、計画的な生産が難しくなります。

定額会員制のメルスプランなら、販売側も会費収入は長期的に予想が出来、計画的な経営が可能になります。

つまり、メーカーにとっても、加盟店にとっても、長期的かつ安定的な経営が出来るのです。

懇親会で乾杯の音頭を依頼されて、メルスプランの経営的な意義をお話ししました。

もちろん、会員の皆様にもメリットがあります。

それは、価格競争を訴求している販売店では、経費削減しなければ低価格は出来ません。

その為に、短期的な社員教育になってしまいます。

社員そのものをコストとみなして、社員の育成も教育も、経費削減の対象になってしまいます。

従業員満足のない社員に担当された顧客からは、顧客満足は得られません。

乾杯の音頭は出来るだけ短い方がいいので、3分から5分以内で終わるのが理想です。

企画担当者は、今月誕生日を迎える二人の女性にサプライズとして、突然ハッピーバースデーの曲を流してバースデーケーキを用意し、会場を少し薄暗くして、ろうそくを消してもらいました。

突然の予期せぬハプニングが企画されていると、会場の雰囲気は高まってきます。

皆さん、コップ片手に話が弾んで、なかなか料理を食べる暇がありません。

これでは、せっかくの美味しいお料理が、テーブルの上で残ってしまいます。

立食パーティーの良いところは、自由に場所を移動してコミュニケーションをとれることです。

営業本部長の石井明さんは、今日の勉強会に、田中英成社長に、ぜひ出席して欲しいと、強くお願いして、勉強会とその後のパーティーに田中英成社長が出席することになりました。

メニコンの担当者が昔我が社にきて社長が水槽の掃除しているとき、 目の前で見ていながら、社長が水槽の掃除を終わるのをじっと待っていた時の話をすると、

田中英成社長はそんなのは可愛いもので、以前に実際にあった話で、創業者の田中恭一会長が、大事な施設の中に入ろうとすると、会長の顔を知らない社員が、

「おじさん、そんなところに入っちゃだめだよ」

と会長を制止した、という驚くような話を聴かせてくれました。

懇親会は、なかなか会えない人同士が多くの人と同時に短時間で交流出来る、便利なシステムです。

勉強会をするには幹事役が必要で、幹事役になると、その準備が気持ちの上でも、実際の実践上でも、大変な負担になります。

しかし、誰かがその重荷をリレーしてくれなければ、勉強会は続きません。

次の勉強会の幹事役は、皆さんの期待が自然な形で伝わっていき、無理押しをしないでも、私がやりますと、手を挙げてくれました。

次回の勉強会のお世話をして頂く幹事役が決まると、皆さんの前で所信表明です。

とても和やかで、充実した懇親会になりました。

同業者でありながら、顔も知らない、話もした事がない、むしろ敵、と思っている関係ではなく、

お互いが顔を合わせて、共通の目標に向かって補完関係を強めていく事ができた様に思えたということは、この度の懇親会は大成功といっても良いかも知れません。

2015年11月11日(水)