銀行の国債保有に一定の規制がかかります。BIS規制では、国債が保有資産のリスク要因になります。

ニトリの似鳥昭雄社長の『私の履歴書』を読むと、事業の立ち上げから、事業の拡大に進むと、ハラハラドキドキの連続が伝わってきます。  吉祥吉

国際決済銀行(BIS)のバーゼル銀行監視委員会は、

銀行の資本比率に、一定の基準を設けています。

国際的に、活動する銀行は、総リスク資産に対する、

自己資本の割合を、8%以上にしなければならないとしています。

これまで、国債はリスク資産に含まれていませんでした。

それが、国債もリスク資産になるのですから、これは大変です。

日本の銀行は、日本の国債のおよそ

10%程度を購入していると言われています。

それが、日本国債がリスク資産となると、

銀行は、いずれ日本国債を売らざるを得ません。

そうなれば、国債は、誰が買い手になるのか大問題です。

国債の購入者は、中央銀行である日銀です。

国債を直接、中央銀行が購入できません。

それで考え出したのは、市中銀行経由の、迂回購入です。

今日のお昼は、吉祥吉のチェーン店で、

ハンバーグを頂く事にします。

昼食を食べながら、

日本経済新聞の『私の履歴書』の事を話しています。

4月は、家具のお店のニトリの社長の似鳥昭雄さんです。

学生時代から起業して、少しずつ事業を拡大していく様子を、

失敗談を含めて、ドラマチックに書き進めています。

とても勉強になるので、毎日、わくわくしながら読んでいます。

朝見ると、さんプラザコンタクトレンズのホームページのアクセス数は、

昨日は2152アクセスになっていました。

これは一体、何があったのか、スタッフに尋ねてみると、

どうやら、時々、急にアクセス数が上がる日があるようです。

吉祥吉のお店は、センタープラザ地下にあります。

近くにも、同じお店があるので、

お客様が急に駆け込んできたり、材料が不足したり、

人手が足りなくなると、

すぐに電話をして、応援を求めています。

いつ、どれだけお客様が来るか分からない状態では、

人の配置、材料の用意などは、相互に融通しあったほうが、

経営効率がいいことが分かります。

単店舗だと、いつも人員を、

対処可能な人数に揃えていなければいけませんが、

お客様がいなければ、暇でかないません。

サッカーの試合のように、ボールが集まる所に、

プレイヤーが集まるという、

フレキシブルな体勢がいいのです。

BIS規制の問題、日本国債のリスク要因の問題、

私の履歴書のニトリの社長の事業展開、

我が社のアクセス数の変動などを、

考えながらのビジネスランチでした。

肝心の味の方はどうでしょうか?それを尋ねられたら、

胸の内で考えるのは、

①もう一度来たいか? 

②他の人にも勧められるか? 

この二つの疑問を、考えてみることです。

2015年4月26日(日)