西村屋さん、個室は空いてませんか?今夜は団体様でいっぱいです。

西村屋の松葉蟹 かにすきコースで、奥さんを接待しました。カニすきコースは、造り、カニ味噌焼き、炭火焼き、かにすきで、お腹いっぱいになりました。

今夜は、松葉博雄の奥さんを、松葉博雄が接待します。どこで接待するのかといえば、三宮の磯上通にある『西村屋』です。

予約をして、席を確保して、18時半に西村屋さんに行きました。

西村屋では、案内された席は、1階の席でした。

西村屋の予約は、いつも、階上の個室でしたが、案内の方の話では、今夜は個室は、団体客の一行で、満室だということでした。

満室なら仕方がないと思い、1階の大部屋で、カニをいただくことになりました。

西村屋で、マツバガニを使った活けがにとなれば、コース料理で、2万5千円から3万円ぐらいの予算になります。

最初に、タグの付いた活け松葉ガニを、大ざるに乗せて、これが今夜使う松葉蟹ですよと、デモンストレーションのために、見せてくれました。

まずは、アサヒスーパードライの生ビールをいただきながら、前菜をいただきます。

最初は、マツバがにのお造りです。

軟らかい、蟹の、お刺身とはいえないような、クラゲのように軟らかいお造りです。

次は、甲羅蟹味噌焼きです。

甲羅かにみそ焼きは、 炭火焼きセットと一緒に用意され、セルフサービスで焼くことになります。

炭火のコンロに、網を置き、蟹の甲羅に、かにみそが、注がれていて、炭で焼いているうちに、次第に固くなってきます。

主賓の奥さんは、どんな様子でしょうか?何しろ、松葉博雄が接待しているので、ご機嫌が気になります。

カニ味噌の焼き上がりです。スプーンで掬っていただいてみると、とっても深みのある、美味しい味です。

蟹のこうらの方を見ると、炭火で焼けて、黒くなっている箇所もあります。

こうらカニ味噌焼きと一緒に、蟹の身も、炭火で焼いていただきます。

とっても香ばしい匂いです。

社内旅行に、蟹を食べに行った、バス旅行のことを、思い出します。

炭火焼きガニは、ゆっくり話しながら、カニをいただくのには、ゆとりのある時間が必要です。

今夜は、急ぐこともないので、あれやこれや話しながら、焼きがにを食べています。

カニ料理もお金次第で、安い料金だと冷凍品が多く、冷凍品は日保ちさせるために、解凍して食べると、多くの塩を使っていることが分かります。

仕上げは、かにすきです。

カニすきは、鍋の出汁が沸騰するまで、しばらく時間がかかるので、その待ち時間を利用して、気になるところへ行ってみました。

それは、上の階が、団体席で一杯ですと、言われた割には、お店に賑わいが無く、本当に団体客が、2階、3階、4階に居るのか、見てきました。

かにすきは、かなりの量でした。この後、かにスキで出た、蟹のエキスの詰まった出汁で、雑炊です。

2階、3階、4階の、団体客の件ですが、予想通り、電気が消えた状態で、お客様はいませんでした。

つまり、お客様は、ほとんど予約客で、予約客がいなければ、1階で、今夜のお客様を対処しようという、西村屋の判断でした。

上の階なら個室もあり、足を伸ばせる掘りごたつの席もあるのに、1階の大部屋では、地べた座りで、腰痛には辛く、足の筋肉がつってきてしまいました。

もう一度、何人かの従業員の方に、今夜は上の階は、お客様でいっぱいなのですか?と尋ねると、皆さん口を揃えて、きっぱりと、今夜は団体のお客様で、上の階は満席ですと、言われました。

皆さん大変、役者だなぁ、と思いました。

2015年2月