楽天の女子社員が、淡路市のお好み焼き屋さん小磯で、黒服着用で、名刺交換をしていました。社長ブログ/神戸の社長/社長の生活/淡路ブログ

明石焼きは、たこ焼きと違って、粉モンの生地が薄いほど美味しく、薄いほど焼き上がりに手間が掛かります。 淡路 (4)社長ブログ/神戸の社長/社長の生活/淡路ブログ

粉もんが食べたくなる時があります。粉モンとは、メリケン粉を使って作る焼き物です。分かり易く言えば、お好み焼きを中心として、たこ焼き、明石焼き等があります。

大磯港に、フェリーボートがあった時代、須磨から淡路の東浦町大磯を結ぶ、淡路フェリーボートが24時間営業していた時代があります。

その頃は、大磯港のお好み焼き屋さん、小磯には、フェリーボートを待つ人、フェリーボートから降りてきた人たちで、お店は大変な賑わいでした。

今、小磯は、近隣の住民の人達が、主な利用客になっています。松葉博雄と奧さんも、ここで、何人かの顔見知りの人ができています。

顔見知りの人達と話が進むのは、お互いの年代が近い人達です。年代が近ければ、共通の話題があります。

主に身体のこと、あそこが痛い、ここが調子が悪いといった事です。

もう1つは、食べ物に関する話題です。特に食べ過ぎに注意の話です。塩分の取りすぎにも、注意の話が多くあります。

小磯の女将さんは、とても働き者で、たくさんのお客様が、次から次へと注文を出しても、話をしながらでも、ちゃんと注文通りの粉もんが出てきます。

もちろん、どの席の誰から注文が来て、その値段はいくらであったかと、請求に関する問題は大切なので、すぐに小さな、不要な紙を切って作ったような、メモ用紙に書き込んでいます。

その隣で働いているのは、旦那さんですが、旦那さんの担当は、主に、明石焼きを作る事です。たこ焼きの生地の濃さに比べて、明石焼きは、もっともっと、生地が薄いのが特徴ですが、生地を薄くすればするほど、焼き上がり所要時間は長くなります。

今夜の明石焼きは、明石焼き特有の、ふわっとした生地の薄さが感じられません。これは、生地が濃いからだと思います。

作っているご主人に、ちょっと濃いですね、とも言えず、気持ちの中で、もう少し薄かったらなあと、モグモグしながら、考えています。

隣の席では、黒服を着た若い女性が、名刺を出しながら、今夜のビジネスの相手に、自己紹介をしていました。

こんな、住民同士が利用するお好み焼き屋さんで、名刺交換をするのは珍しいなぁと思い、のぞき込んで名刺を見てみれば、なんと、楽天の女子社員でした。

楽天の女子社員は、仕事が出来るとは聞いていましたが、小さな町の、お好み焼き屋さんのお店で、仕事上の黒服を着ながら、夜になっても、商談をしているのを目の当たりにすると、改めて噂を確認しました。

2月の満月の夜です。月の光は、まだ寒さを感じる輝きです。これがもう少し暖かくなれば、東から上る満月の輝きは、なんとなく、色っぽい、艶めかしさも帯びてくるようになります。

早く、月の輝きが、艶めかしくなるような、春の宵を迎えたいものです。

2015年2月5日(木)