えびらそばは、神戸三宮センタープラザ地階にあります。えびらそばの名前の由来は、 神戸の生田神社の境内に「えびらの梅」 と親しまれている梅の木があります。

えびらそばは、センタープラザがオープンしたときからの、38年続く老舗の飲食店です。えびらそばの名前の由来は、神戸の生田神社の境内に「えびらの梅」と親しまれている梅の木があります。

えびらそば

えびらそばは、センタープラザビルの地階にあります。

松葉博雄はよく利用するお店です。

えびらそばは、センタープラザビルがオープンした時から

テナントで入店している、創業38年の老舗です。

えびらそばの名前の由来は、

神戸の生田神社の境内に「えびらの梅」

と親しまれている梅の木があります。

生田の森の合戦の際、源氏の若武者梶原太景季が、

激戦のあまり矢を全部使い果たし、

最後の矢を一本残す武士のたしなみとして、

梅の一枝を「えびら(矢筒)」にさして、

勇戦奮闘した故事を伝えた史跡です。

「えびら飴」と「えびらそば」は、

その「えびらの梅」に由来しています。

今日は、夕食の為にえびらそばに入りました。

お店には、他のお客様がいなかったので、

オーナーのご主人が、一人で厨房と接客サービスを担当していました。

なかなか会話をする機会がないので、

今日はオーナーさんに声かけをしました。

普段は、オーナーさんのお嬢さんが、

店内のサービス係をしています。

そのお嬢さんも、夜になると退社して、

その後はお父さんのオーナーさんが、

厨房と店内サービスを一人で掛け持ちしています。

松葉博雄が好んで注文するのは、スタミナ丼です。

今夜は車の運転がないので、

食事時にビールが飲めることから、

なるべく少量のご飯の注文にしました。

スタミナ丼の次に好きな、親子丼です。

松葉博雄の奧さんは、和風ちゃんぽんです。

えびらそばのご主人と話す会話は、

このビルの管理会社についての感想です。

えびらそばの照明は、昔の電球に使った、

ガラスの傘のような、柔らかい照明器具です。

一つ一つが、ガラス製の金魚鉢をひっくり返したような形状です。

あるいは、くらげが水槽の中をゆっくり漂っているような感じです。

センタープラザビルの中で、

38年も経営を続けていく事は、とても大変な事です。

それは松葉博雄にもわかります。

松葉博雄も、さんプラザビルがオープンした時から、

43年間ずっと続けているので、そのご苦労はよくわかります。

えびらそばの味付けは、

カツオと昆布の合わせダシです。

上品な細めの手打ちそばと相性ぴったりと思います。

松葉博雄の奥さんがよく注文する、一番人気の、

ダシの風味とスパイシーな

「カレーそば・うどん(750円)」は、

奥さんのお気に入りです。

かつ丼セットは、新生公司豚肉を使用しています。

普段、松葉博雄と奥さんは、

昼食にえびらそばを利用しています。

昼食時には、いつも満席で、

お店に入るのを諦めることもあります。

えびらそばの店先には、

えびら飴の販売用のスタンドがあり、

手作り塩飴を315円で販売しています。

店先に、掲示している新聞の切り抜きを読むと、

えびらそばの姉妹店の、元町のえびら飴本舗は、

100年の歴史があるそうですが、

残念ながら2010年5月末で閉店しています。

神戸で100年というのは相当な老舗です。

ドラッカー先生が『マネジメント』において、

企業の目的を存続としてます。

しかし、企業の存続のためには、顧客を創造し、

維持し、育成していかなければなりません。

嗜好品にも、多くのイノベーションが起き、

嗜好品も多様化すると、顧客は分散してしまいます。

会社の近くにも、このような長い歴史を持ったお店が、

すぐそばにあることに、改めて驚きます。

そして、お店の存続のために

多くの努力が成されていることにも、共鳴しました。

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2014年2月21日(金)