平穏な穏やかなお正月を迎えて、有り難い事です。

平穏なことは退屈なことですが、平穏なことは有り難いことです。今年も平穏な一年でありますよう、四方拝をしました。 第145回沖縄訪問(11)

新年です。人為的に日時を設けて、一年の始まりを作ったとは言え、今日は2014年の始まりの日です。

「明けましておめでとう!」と、挨拶するのは、2014年が始まる、夜が明けてから、1年の始まりがスタートしたから、祝っています。

前日、大晦日の夜、ブセナホテルで、銅谷賢治さん宅で、金城正則さん宅で、そして松葉博雄の部屋で、ずっと飲んでいたからか、昨夜はぐっすり眠って、初日の出を拝むという、朝早くから起きることは無理な状況でした。

そんなわけで、松葉博雄が朝起きると、初日の出は終わった後でした。

ホテルの1階ロビーは、毎年恒例の餅つき大会をしています。

この餅つき大会に出席するのも、寝てて無理でした。代わりに、奧さんが餅つき大会の後に、宿泊客に振る舞われるお雑煮を頂いてきてくれました。

奧さんは大変です。何人ものお雑煮を、ロビーから部屋まで、繰り返して運んでくれました。

お雑煮は縁起物なので、ぜひ熱いお雑煮を皆に食べてもらいたいという、温かい気持ちで運んでくれています。

もちろん、お雑煮だけではお正月料理が終わってはいません。神戸から食材を前もって送っていて、毎年のようなお正月料理を用意してくれています。

一応ベランダに出て、四方拝をします。最初に、天皇様がおられる、皇居のある東の方向に向かって、柏手を打って礼拝します。そして西の方向は、東シナ海が見える海の方向です。

恩納村前兼久のお正月は、珍しいほど穏やかな、暖かいお天気に恵まれたお正月です。

お正月の年中行事は、恩納村前兼久にあっては、水の神様、海の神様と、沖縄のご先祖様の発祥地である、久高島に向かっての礼拝です。これを元旦と2日に行います。

昔の大和の文化が残っているような感じです。参拝に参加する人は、原則として、その家の戸主に限られています。

今年は水の神様から行きます。金城正則さんの家の近くの井戸水と、もう一つは、昔水道がなかった頃、前兼久の住民の皆さんが使っていた、生活水である、自然水に繋がる場所に行って、水の恵みに感謝をします。

水の神様の参拝に行って、その後は小高い山にある、前兼久の鎮守の神様の所に行って、皆さんと一緒にお詣りをして、そのあとホテルに帰ります。

ホテルに帰ってしばらくして、今日は餅つき大会です。
12時頃餅つき大会に行きます。

みなさん遅いので、松葉博雄だけ先に行きます。片山正喜さんのお手伝いをするためです。

道路で信号待ちをしていると、ちょうど片山正喜さんが車で通りかかったので、車に乗せてもらいました。片山正喜さんは、銅谷賢治さんの家で、大根すりをしていたそうです。

2014年1月1日(水)


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