あーこれ、あーこれ、次から次へと、細かいことをすることがあります。

ハイビスカスの越冬の園芸作業です。ビニール袋と、防寒キャップを使って、ハイビスカスの枝をはらって、キャップの中に包み込んで越冬させます。 淡路(2)

企業経営の責任者は、沢山の社員がいれば、細かいことにまで担当者がいて、細かいことは企業経営者はしなくて済むのですが、小規模企業では、社員を沢山採用すれば、人件費をまかなうだけの収益を上げることが出来なくなります。

そこで、企業経営者は、小さいことや、細かいことを、自分でやらざるを得ません。

会社の仕事を、休日に、プライベートな時間にこなしていくことは、もう当たり前の事です。

書類の仕事が終わると、次は、ハイビスカスの防寒対策です。昨年初めて、ハイビスカスを、淡路島で地植えして、越冬してみました。

越冬する方法は、コーナンに行って、透明の防寒用のキャップを買ってきて、これをハイビスカスにかぶせます。ハイビスカスの方は、背丈が伸びていれば、ハイビスカスを、キャップの中に入る程度に、枝を切り落とし、整えていきます。

まだ蕾があるハイビスカスを切ってしまうのは、何だかかわいそうな気がしますが、これも全体を守るために、一部の先の方を切り詰めることは、仕方がない事でした。

最初に、園芸用のビニールを使って、ハイビスカスの枝を上から覆って、下の方を結んでいきます。

その後は、キャップをかぶせて、二重の防寒をしています。切り詰めたハイビスカスの枝は、蕾があれば咲かせてやります。挿し木が出来るほどの、太さのある枝は、一旦水に浸けておいて、室内で挿し木で育ててみます。

12月の下旬とか、1月になると、寒さは更に厳しくなるので、もう一枚、キャップを、後日かぶせてあげる予定です。

腰をかがめてする作業は、腰が痛くなるので、時々は立ち上がって、背伸びをして、腰を労ってあげないと、長い時間の園芸作業は出来ません。

一人でしていた防寒作業も、奥さんが手伝ってくれると、袋をかぶせたり、キャップをかぶせて、土どめに、ピンを挿す作業は、二人だと効率が良くなりました。

一度、この方法で越冬を成功させているので、きっとこの冬も、この方法でハイビスカスの越冬が出来ると思います。袋とキャップをかぶせると、水分をどのように取るかが問題です。そこで、ビニール袋とキャップの先端部分には、空気抜けのためと、水とり用のために、いくつか穴を空けています。

作業が終わると、もう夕方です。段々と周りが暗くなり、空気も冷えてきました。

仕事上の書類を持ち帰って、考えながらするデスクワークと、体を動かして働く園芸作業は、交互にすれば、血が頭に上った体をリフレッシュしてくれます。

いつの間にか、年末や、越冬のことを考える時期にきています。360度、地球が一周するのは、一日一日の運動の連続ですが、気がつかない小さな事も、ひと月単位や、クオーター単位で考えると、その変化に気がつきます。

2013年11月21日(木)