阪南大学経済学部「起業塾」 「企業家精神とリーダーシップ」サブタイトルは「企業家の心構え」

阪南大学「起業塾」 阪南大学経済学部 梶山国宏学部長からの依頼 依頼されたテーマは「企業家精神とリーダーシップ」で、サブタイトルは「企業家の心構え」です。

阪南大学「起業塾」

阪南大学の経済学部長の梶山国宏先生から、

起業塾のリレー講師をしてほしいと今年の春先に依頼がありました。

阪南大学の起業塾では、理論でも、実務でも、

高名な先生方が講師をしておられます。

例年より早い梅雨明けで、

今日の起業塾の日は、かんかん照りの猛暑です。

今日は定休日で、お休みの日ですが、阪南大学に出かけます。

阪急に乗り、梅田まで行き、地下鉄を使い、天王寺まで行き、

阿部野橋から近鉄線に乗り換え、河内天美駅に向

かいます。

近鉄の改札口には、4頭の獅子の像があります。

この獅子の像は、インドの国章です。

サルナートにおける、アショーカ王の獅子柱頭の像です。

インドの有名な像のレプリカですが、

仏教の経典を車の輪に喩え、法輪を回す、

その上に、前後左右で合計4頭の獅子が鎮座しています。

アショーカ王の獅子の像は、インド国立博物館で、実物を見てきました。素晴らしい像でした。

阪南大学には、以前に平山弘先生の依頼を受けて、2004年1月20日に、マーケティング講座のゲストスピーカーをしたことがあります。

猛暑日の阪南大学に続く登校の道には、夏の花の、

百日紅(サルスベリ)が、元気いっぱいに咲いていました。

阪南大学 経済学部 梶山国宏学部長

阪南大学に着くと、教務の谷口徳久さんのところに行き、

谷口徳久さんの案内で、経済学部の梶山国宏学部長室

に、案内されました。

3時からの講義なので、

しばらく梶山国宏先生と、今日の講演について、

しばし打ち合わせをしました。

梶山国宏先生の話では、

この起業塾は、もう10年以上の歴史がある講座です。

講師の先生方も、年々更新があり、

著名な先生方が集まっています。

谷口徳久さんに、

パワーポイントに使うメモリスティックをお渡しすると、

設営の準備をしてくれていました。

レジュメは、カラー印刷なので、神戸で作ってきています。

3時きっかり、起業塾の始まりです。

企業家精神とリーダーシップ

4月から開講し、今日は、第13回目の講義になります。

松葉博雄の依頼されたテーマは、

「企業家精神とリーダーシップ」で、サブタイトルは、

「企業家の心構え」です。

これを、企業家の資質、理念、使命感、リーダーシップ、適応力の、

5つのキーワードの切り口で、話をします。

出来るだけ分かりやすいように、

沢山の図表を使って、話します。

たとえば、企業家の資質については、歌を歌う例にすると、

下手な人は25%、平均的な人は50%、

上手な人は25%に分かれます。

その中で、歌手として、

中でも指導者と言えるのは、ほんのわずかな人です。

企業経営の企業家についても、

松下幸之助さん、本田宗一郎さん、

稲盛和夫さん、孫正義さん、柳井正さんなど

は、この素質を持った人たちです。

講義は飽きさせないように

教室は、50名位の教室に、ほぼ満席の出席です。

講師として注意しなければいけないのは、眠らさないように、

おしゃべりに走らないように、飽きさせないよう

にして、脱線をしながらでも、

学生の気を惹きつけることです。

講義の感想

眠りそうな気配になれば、

少し脱線を繰り返します。

講義の後から、感想文をいただきましたが、感想文の中で

も、良かった話として書かれていたのは、脱線部分の話です。

たとえば、松葉博雄の子供に、

財産を残すより、教育をつける話です。

子供に水が出る井戸を与えるより、井戸

を掘る技術を習得させ、自分が井戸を掘り、

枯れたらまた次の井戸を掘り、

周りの人に井戸の水を施すように、

そんな教育をした話です。

顧客満足と従業員満足の良循環経営

中心テーマは、顧客満足と、従業員満足の、良循環経営です。

いきなり、初めて聞く話をするより、自転車にたとえて、

前輪の回転が、後輪の回転につながる話です。

前輪を従業員満足として、前輪が回れば、

後輪の顧客満足が回るという論法です。

これを、チェーンのように伝えるのが、

経営者の経営理念の役目です。

良かったフレーズ

90分の講義が終わり、

回収した感想文を見せていただきました。

良かった言葉を羅列すると、

「売り上げは全てを癒す」、

「負けに不思議の負け無し」

「真実の瞬間」

「商品サービスで負けても、事業の仕組みで勝つ」

「良循環経営」

「創業の理念」

「ただ酒は飲まない」

「企業の目的は存続である」

「仕事の出来る人に仕事の依頼が集まる」など、

予想以上に、短いフレーズで全体を理解してくれていました。

起業塾 講義の後の反省会

阪南大学のキャンパスに、

夕日が、学生の姿を長く影を引く時間になりました。

講義の後は、神戸商科大学の顔なじみである、

梶山国宏経済学部長と一緒に、

阪南大学に勤務する平山弘流通学

部長と、大村邦年さんの4人で、懇親会になりました。

神戸商科大学、現在の兵庫県立大学の顔なじみの集まりです。

場所は、河内天美駅の近くにある

、串カツの店「だるまや」です。

暑い、暑い時は、まずは生ビールからです。

生ビールを立て続けに3杯いただいて、少し、喉が潤ってきました。

 

だるまやさんの串カツは、

1オーダーで、串5本が、1ロットです。

5本も食べられるのかなぁと、

初めてなので心配していると、

1本の串カツは、1切れの串身で、これなら大丈夫です。

平山弘流通学部長とは、

小西一彦先生の同門で、松葉博雄は後輩です。

小西一彦先生を中心に、大学院修了後も、よく集まっています。

 

 

 

まとめ

起業塾は、学生の時から、社会に出て起業をする、一助となるように、

在学の時から、意識を高め、知識を身に

つけ、ゲストの企業家から実践の話を聞いて、

モチベーションを高めています。

この起業塾の修了生からも、

何人かの企業家が出ているということです。

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2013年7月10日(水)