ラーメンの工業化 職人の勘と経験による、ラーメンから、機械によるラーメンに進化しています。

三宮のさんプラザ1階にある、元町ラーメンに行ってきました。

元町ラーメンは、濃厚とんこつラーメンが一押しです。

神戸三宮のセンター街を中心にして、東も西も、南も北も、ラーメン屋さんが沢山集まって、ラーメン激戦区を作っています。

今日のラーメン激戦区の視察は、元町ラーメンです。

元町ラーメンは、さんプラザビルの1階の北側にあり、パチンコ屋さんが並ぶ通りにあります。

お店に入ってみます。お店の中は、クーラーが効いたお店です。入り口で食券を購入するシステムになっています。

突き当たりの奥に鏡を貼っているので、一見、倍の広さに見えます。しかし、鏡に映る客席は、そんなに沢山の客席はありません。

自動販売機で買ったのは元町ラーメンです。自動販売機には、おすすめメニューのみそラーメンは売り切れの表示が出ていました。

男性が二人で、調理場でラーメンを作っています。一人が調理に専念し、もう一人は、運ぶ役、片付ける役です。

運ぶ役は、豚肉をフライパンに乗せて、簡易バーナーで豚肉を炙る作業をしています。豚肉を炙ると、焦げ目が出来、味が締まるような感じです。

元町ラーメンの味は、とんこつ味です。どろっとしたスープです。このスープ、どこかで食べた味だなぁ、どこだったかなぁ?あそこだったかなぁ?それとも、あの店だったかなぁ?と、記憶のページをめくりながら食べています。

元町ラーメンの麺は、一つずつビニール袋に入っていて、注文があると、ビニール袋を破り、麺を自動茹機に入れていきます。自動茹機は、ゆであがると、金の篭が浮き上がるように設定されています。これなら、茹で方の失敗はなさそうです。

スープもすでに出来上がっていて、調理人による味の変化はなさそうです。このような料理の工業化で味は均一になり、ラーメンの味の職人化は後退しています。

2013年5月25日(土)