ドイツワインとリューデスハイムの街 ドイツ旅行記(20)

ドイツワインとリューデスハイムの街 ドイツ旅行記(20)

ドイツワインは、

ドイツ南部で生産されるワインです。

リューデスハイム・アム・ラインは、

ユネスコの世界遺産に指定されているローレライの峡谷で、

ライン川中流にあります。

自然と歴史を至る所に見ることができる、

ワイン醸造の街です。

ボンからは右下の方へ下った場所にある街です。

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「ラインの真珠」と呼ばれる

リューデスハイム・アム・ラインは、

古代ローマ時代からブドウの栽培地として栄え、

どこまでも続く葡萄畑の景色を見ることができます。

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ドイツのワインの70%は白ワインで、

リューデスハイムからも、

ワインがたくさん出荷されています。

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リューデスハイムへ向かう電車の窓からも、

これからライン川下りで

じっくり見られるお城を

山の上に見ることができました。

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あのお城は何かな、

このお城は何かな?とわくわくしてきます。

電車から見える景色には、

段々畑のような葡萄畑も一面に広がります。

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後で紹介しますが、

ライン川のほとりにあるお城や山には伝説がありました。

窓から見える家々は、

ヨーロッパらしい、ドイツらしい家並みが続いていて、

絵本の世界のようです。

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リューデスハイムの駅の外には、

観光客が車をおけるように駐車場がありました。

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葡萄畑です。丘の斜面に一列に並んで、

向こうの見えなくなる所まで続いています。

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年間でどれくらいのブドウを栽培して、

どれくらいのワインを作り、

どれくらいのワインが消費されているのでしょうか?

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調べてみました。

そもそもドイツのブドウ栽培の始まりは、

古代ローマ帝国時代に、

ローマから伝えられた葡萄栽培が

ピレネー山脈からライン左岸に至るまで行き渡り、

ワインの生産が盛んに行われるようになったのです。

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ドイツは寒冷な気候のため、

ブドウの栽培は南部の方に限られています。

この南部で作られるワインは、

圧倒的に白ワインが多く、

赤ワインは葡萄があまり色づかず、

薄い色をしているそうです。

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ドイツワインのブドウの品種で最高級なのは、

リースリングと言う葡萄が一番古く

最高級品種の白ワインブドウで、

シュペートヴルグンダーが赤ワインの一番古い品種です。

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ドイツのワイン生産量は年間約106万kl、

葡萄生産面積は約11万haだそうです。

そのうちの70%が白ブドウです。

ドイツワインは、世界の耕作面積で1~2パーセント、

生産量は3~4パーセントなので、

世界シェアとしてはそんなに多いわけではありません。

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ワインの産地で一番多いのは、

フランスとイタリアの500万トンがトップ争いをしています。

ドイツの一人当たりのワインの年間消費量は、

約15~30リットルで、

フランスやスペインは30リットルを越えています。

(Wikipedeiaより)

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リューデスハイムは、

ドイツにあるワインの栽培地域のひとつで

「ラインガウ」にあり、

ラインガウで栽培されているブドウの

8割は最高品種であるリースリングです。

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ラインガウ以外にも、

ドイツには14ほどのワインの生産地域があります。

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日本でのドイツワインとの交流は、

第二次世界大戦後に高級ドイツワインの輸入が始まったそうです。

1980年代まで、ドイツのワインは

日本での輸入量でトップでした。

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