ぶどうのセールスポイント 自家製有機肥料,温室栽培,無農薬,袋掛けなし 丹波市ぶどう屋

ぶどうのセールスポイント 自家製有機肥料,温室栽培,無農薬,袋掛けなし 丹波市ぶどう屋 出産予定を過ぎても、ぶどう畑で働く元気な女性にお会いしました。美味しいぶどうを笑顔で販売していました。

ぶどうのセールスポイント 自家製有機肥料,温室栽培,無農薬,袋掛けなし 

出産予定を過ぎても、ぶどう畑で働く元気な女性にお会いしました。

毎日、日中最高気温は30度を越えていますが、朝夕は少しずつ過ごしやすく涼しくなっています。

夏を惜しみ、来るべき秋を愛しむために、夏と秋の溶け合う最前線に行ってきました。

お弁当を持って多紀連山県立自然公園、日ヶ奥渓谷のキャンプ場を訪れました。

夏の終わりと平日ということもあり、キャンプ場はもう誰も居ません。

夏の間に家族連れやグループで賑わったであろう炊事場所は、きれいに片付けられ誰も居ませんでした。

自然公園というだけあって、滝から沢に流れる水は手をつけたくなるほど透明な冷たい水ざわりでした。

シーズンインの場合は予約をすれば宿泊が出来ます。

沢の一部を石で囲い、マスとヤマメを放流しつかみ取りが出来ます。

 

ここでゆっくりとお昼をいただき、森林浴を満喫しました。

周りにある栗畑にはもう栗の実が幾つもボール球のように膨らんでいます。

夏の暑さに慣れているとゆっくりと秋は忍び寄り、ある日突然驚かすことがあります。

日ヶ奥渓谷の帰り、丹波路の稲の豊かな実りを稲穂の垂れる景色に感じていましたら、

道路脇にぶどうを売る店の看板を見つけ、車をとめてお店に行ってみました。

カゴに沢山のぶどうが盛られています。

ぶどうの種類は「富士稔」という大粒の種無しぶどうでした。

お店の二人の女性の話を聞きました。

ここのぶどうのセールスポイントは、

1)有機肥料で育てている
2)有機肥料は自家製である
3)農薬は一切使わない
4)温室栽培をして害虫を防いでいる
5)販売所と温室が隣接して売れた分だけ獲ってくる
6)袋かけをしないで自然な状態で熟している

話を聞いて私も温室についていき、中に入ってみました。

もうかなりぶどうの房は少なくなって、残りわずかのようでした。

確かに有機肥料を作っています。近隣の養鶏農家から鶏のフンを集め、

ワラと混ぜ合わせ堆肥を作っていました。

ぶどう栽培の苦労は春先のぶどうの木の剪定にあります。

低いぶどうの棚の中で上を見ながらハサミで一本一本ぶどうの木を一枝一枝剪定していく作業

は、無理な姿勢が続き、首と肩が凝り、腕もだるくなるようです。

この話は淡路のぶどう農家でも同じことを聞きました。

お店に並んでいるぶどうは、沢山の農作業のお世話で出来ていることが現地で教えられます。

試食をしてみると、とっても甘く種もないので一箱買うことにしました。

今日のお店の奥さんは実は出産予定日が二日ほど過ぎていて、

とても農作業や販売が出来るとは思えないのですが、

現実には元気にぶどうを温室に獲りに行ったり、

お客様の注文に応じて選んだり箱に詰めたり、

接客をニコニコしながらこなしていました。

黒豆というと少し縁遠く感じますが、枝豆といえばビールのおつまみには定番です。

黒豆は枝豆だけでなく、黒豆煮、みそ、うどん、素麺、石鹸などの加工品にもなっています。

黒豆の炊いた時に出る煮汁は風邪をひいた時の喉の薬になるようで、

煮汁の作り方が掲示されていました。

栗が袋に入れて販売されていましたので一袋買いました。

4時くらいになると日は少し傾きかけ、少し前の夏の厳しい日差しとは違った弱さを感じ、

空にかかる雲は力強い入道雲から綿菓子のようなやさしい雲に変わっていました。

今日は秋を迎えに行ったような一日となりました。

2004年8月26日(木)

丹波市 宝珠園ぶどう直売所 ぶどうのセールスポイント 自家製有機肥料,丹波市ぶどう屋秋の味覚と和室cafe(1)

丹波市 宝珠園ぶどう直売所

直売です。売り手と買い手が、直接、売り買いすることが、直売です。 

直売は、直買いです。 流通経費、中間経費が節約されます。

先週、丹波市青垣地区をドライブしてみると、かなり青垣は奥が深いなぁと思いました。

 そこで、今回も丹波市青垣地区にドライブに出掛けることにしました。

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秋の空の澄みとおった青空の下で、舞鶴自動車道路を走ります。

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神戸市内を走る阪神高速道路に比べると、舞鶴自動車道路は、カーブも少なく、交通量も少なく、走りやすいです。

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今日の青垣地区訪問は、頭の中では、新しい蕎麦処を見つける事にあります。

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もうひとつ、今日の目的は直売で買うぶどうです。 先週の日帰りツアーで、帰り道に葡萄を買うつもりでしたが、予定が上手く行かず、直売葡萄は見送りになってしましました。

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そういうことなので、もう一度丹波市青垣の方へ行って、今日こそ直売葡萄を買おうと思います。

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じゃんけんは、「最初はグー」と言うように、青垣地区には、最初は夢楽市場(むらいちば)です。

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夢楽市場では、夏野菜はすっかり影を潜めています。 代わりに、実りの秋を連想させる、毬付きの栗が並んでいます。

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まるで、湯上がりの美人とすれ違った時に感じるような、甘い香りが漂っています。 その湯上がり美人の正体とは、金木犀です。

金木犀のこの甘さの匂いはなんでしょうか? なんだか、湯上がり美人の後をついて歩きたくなるような甘い香りです。 金木犀の香りを、トイレの芳香剤にエステー化学が変えてしまいました。

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夢楽市場の向かいの畑には、休耕地を利用して、コスモスが畑一面に咲いていました。 以前に、この近くの氷上町のコスモス畑を訪れました。

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今日も、休耕地のコスモス畑に、畦道を伝って降りて行きました。 コスモス畑には、雑草も生い茂り、草を分けて深く入っていくと、ズボンや服には、雑草の種がしっかりくっついて来ました。

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お昼ご飯に、別のお蕎麦やさんへ行こうと思っていましたが、営業日が土日祝日のみでした。 今日は木曜日なので、定休日です。 お昼ご飯にと思っていたところが閉まっていたので、困ってしまいました。

とりあえず、先に宝珠園ぶどう直売所へ行って、直売の葡萄を買うことにします。

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宝珠園は、味の実力もさることながら、マーケティングが優れています。 道案内の看板が、要所要所に上がっていて、道を間違える事無く、宝珠園直売所につきました。

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宝珠園の、看板娘の販売担当者に声をかけてみると、なんと宝珠園の直売は、今日が最後だそうです。

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今日が最後なので、残り物には福があると言われるように、1キロ1000円を、800円に安くしてくれました。 残り物のぶどうは、ぶどうの房が不揃いで、ぶどうの芯から、ぶどうの実が離れています。

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しかし、この方が甘みがあるという説明です。 ぶどうの房のしっかりした実と、分離した実を食べ比べてみると、確かにバラバラになった実の方が糖度が高いと感じます。

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宝珠園のぶどう畑は、約750坪の広さです。 ぶどう畑としては、比較的狭い畑です。 しかし、家の直ぐ側にぶどう畑があり、丹念に育てられているようです。

ぶどう農家の農作業は、一年中休むことがありません。 以前、多紀連山県立自然公園の近くで、葡萄農家で、美味しいぶどうの作り方を聞きました。

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宝珠園の開設者は、芦田則夫さんです。 芦田則夫さんは、ぶどうを出荷するときに、生産者の名前と顔を、購入者に分かるように表示しています。

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松葉博雄の名刺を渡して、ぶどうに関するいろいろな事を聞かせてもらい、宝珠園の広告になるようにお願いされました。 特に強調して欲しいのは、原産地は岡山の皮ごと食べれるぶどう『瀬戸ジャイアンツ』を開発していることだそうです。

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それから、ぶどう園の方に、お昼ご飯を食べるのにいい場所がないか尋ねてみました。

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この山の向こうは、但馬の国です。 但馬の国は北国で、冬になると雪が降り、雪が道と溝の境界を覆ってしまい、車が脱輪すると大変なことになります。

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作業所には、丹波の黒豆にな、直売の枝豆が、沢山ビニール袋に包装されています。

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これはちょうど良い、さんプラザコンタクトレンズの社員の皆さんへのお土産にちょうど良いと思い、道の駅に出荷する予定の枝豆を、直売で全部購入させてもらいました。

2011年9月29日(木)